梅毒のみならず、クラミジアや淋病など何かしらの性病に感染した場合はHIVに感染している可能性も高くなるので必ず合わせて検査をするようにという文言をよく見ます。なぜ梅毒感染者はHIVにも感染している可能性が高いと言われるのでしょうか?

抵抗力の低下で感染率が数倍に

性感染症にかかっていると粘膜が炎症を起こした状態になり、抵抗力が落ちて細菌やウイルスが侵入しやすくなるため、他の性感染症に感染する確率は高くなります。しかも陰部に傷や潰瘍などあればなおさら細菌やウイルスが入りやすくなるため、他の病気にかかりやすくなるのは火を見るよりも明らかです。そのため、感染していることに気づかず、HIV感染者とリクス行為を行なった場合のHIV感染率は数倍に上がると言われています。ですので、梅毒感染前で陰部に特に異常がなければ、梅毒に感染した際のリスク行為でのHIV感染率は梅毒非感染者がリスク行為を行なった場合と同じとなります。

相手が重複感染をしている可能性

上記に挙げた理由から、感染に気づかずリスク行為を続けていると他の病気にかかる可能性も上がります。そのため、梅毒の感染源となった相手がそもそも梅毒以外の性感染症も持っている可能性は十分あり得ます。相手が感染していなければうつるものではないので、もともと相手が感染しているかどうかは大事な要因になってきます。ですので、梅毒の感染源となった相手がHIVに感染している可能性というのは全く何も性感染症を持っていない相手と比べると確率としては高くなるため、このように言われる一因となっているのです。